悩んでいることを知ってほしい、つらいことをわかってほしい

愚痴を言いたくなるのは、周囲の人が自分の悩みをわかってくれないと感じるときではありませんか。「苦労している自分」「がんばっている自分」「耐えている自分」の悩みを相談するだけでも、気持ちは満たされていくものです。

愚痴を言うことは、また明日からがんばるために必要なことでもあるのです。

愚痴を言って心の中のモヤモヤを吐き出したい

愚痴を言わずに我慢していると、心の中にモヤモヤしたものが溜まっていきます。モヤモヤはどんどん溜まっていき心にゆとりがなくなると、心だけでなく身体も硬直してしまうこともあります。

そんなとき、話し相手がいて愚痴を聞いてもらって共感してもらえると、スッと楽になることがあるのです。アルコールや薬に頼るよりも、愚痴をこぼして楽になるなら安上がりで健康的です。

愚痴を言うことが人間関係の潤滑油になることも

人が愚痴をこぼすのを聞いて、「あの人も悩んでいる」「わたしだけじゃない」と思ったことはありませんか。反対に、周囲の人が誰も弱音を吐かなかったら、どのように感じるでしょうか。

「自分もがんばらなければ」と思うだけでなく、気持ちがくじけているときには「できない自分はダメなのかな」と不安になってしまうこともあるかもしれません。

ちょっとした愚痴は、周囲の人に安心感を与えることもあるのです。愚痴をこぼすことは、自分にとっても周囲の人にとっても、悪いことばかりではありません。

相談によって自分が悩んでいることを自覚できる

心の中でとどめておいた悩みは、悩みとして意識されることがないためモヤモヤした状態のままになっています。このモヤモヤした状態とは、悩みによっては、何かに追われるような焦りや不安、ドロドロとした妬みや怒りなどのこともあり、得体の知れない部分があるのが特徴です。

愚痴を言えるということは、自分の悩みを自覚できた状況であり、一歩前進とも言えるのです。

自分の心を言葉で表すことができる

愚痴を言うことで自分の心の中の感情を言語化すると、不安が鎮まることがあります。これは、話し相手に伝わるようにまとめることで、自分自身の悩みに関する捉え方も変わることが要因になっているのです。

つまり愚痴をこぼすことは、悩んでいる状態を客観的に整理することにつながる、ポジティブな行動でもあります。

人に愚痴を受け止めてもらうことで自分を肯定できる

愚痴を話す際には、その内容を相手が理解してくれることももちろん重要ですが、相手が悩んでいる自分の話を聞いてくれて、受け入れてくれるということ自体に意味があります。

悩んでいることを知ってもらい、がんばっていることを認めてもらうだけでも勇気が出るものです。

愚痴を言うのは悪いことではない

人間関係や仕事関係の愚痴が言いたくなるのは、それだけがんばっている証拠です。話し相手に愚痴を言いたい自分・誰かに相談したい自分を許してあげて、愚痴聞きサービスを利用してみましょう。