皆様の中には、「自分はストレスフリーの人間だ」という方もいらっしゃるでしょう。しかし、改めてこれまでのできごとや考えを言葉にしてみると、驚くほど様々な感情が溢れ出たり、ストレスが明らかになったりすることがあります。また、人間関係を大切にしすぎて「自分だけ我慢すればいい」と考えがちな心優しい方は、自分の感情を抑えることが当たり前になり、気付かないうちに大きなストレスへと膨れ上がっている場合があります。
誰かに話しを聴いてもらう行為は、自分が知らないうちに抑え込んでいた感情に気付く助けとなるものです。客観的に自分自身と向き合うことができれば、悩みやストレスを根底から解決できる糸口も見つけやすくなります。

ストレスを溜め込むと、心の中がネガティブな気持ちでいっぱいになり、「自分なんか･･･」「どうせ･･･」という風にマイナス思考へと陥ってしまいます。些細なことでも全てが自分だけに降りかかる不幸や災難のように思えてしまうというマイナスの思考に捉われ、負のループから抜け出せなくなってしまうのです。しかし、誰かが発した一言によって心が救われ、負のループから抜け出せた方も大勢いらっしゃいます。
話し相手がほしいけれど、誰に相談すればいいか分からないという時は、ぜひ悩みを聴くプロであるカウンセラーを頼ってください。心の中に溜まったストレスを吐き出すことで、ポジティブな思考に切り替えられるようになります。