何事にも熱心で責任感が強く、負けず嫌いなタイプの方は、ストレスを溜めやすい傾向にあります。どのようなことでも完璧にやり遂げたいという強い思いから、適当なところで妥協できずにストレスを抱え込みます。完璧を目指すあまり、些細なミスや失敗などで自分を追い詰めてしまうこともあるでしょう。また、失敗を長期間引きずる傾向もあります。ミスや失敗は誰にでもあることなので、失敗が成長へのカギと考えて前向きな気持ちにシフトしていくようにしましょう。

色々なことに気付き、周りに気を配れるタイプの方もストレスを感じやすいです。細かな所にまで気を配れるがゆえに、他の人の嫌な部分にも敏感になってしまいます。「私ならこうするのに」「何で気付かないのだろう」と様々なことが気になり、イライラしがちです。常に自分の中で自分と戦っているため、毎日のようにストレスを感じてしまいます。ですので、自分を中心に考えるのではなく、第三者の視点で客観的に物事を捉えるようにすると少し楽になれるはずです。

毎日心配事が絶えないという方もストレスを抱えやすいです。「あれは大丈夫かな」「何かよくない事態が起こるのではないか」など、本当に起こるかわからないことさえも心配すると心が休まる暇がなく、ストレスが溜って精神的に疲れてしまいます。結果的には取り越し苦労で終わる場合がほとんどなので、過剰な心配はせずに、まずは行動を起こすことを心がけましょう。

外向的な人よりも、内向的な性格で細かいことを気にやんでしまう方がストレスを抱えやすい傾向にあります。人一倍理想が高いため、自分の短所やできないことに捉われて苦悩が深まってしまいます。また、内向的な性格がゆえに、意見をハッキリと主張するのが苦手で、嫌なことでも引き受けてしまいがちです。無理して仕事を増やしたり、責任を抱え込んだりして、ストレスを溜め込んでしまっています。少しずつでもいいので、自分の内に秘めている思いや意見を伝えるようにしましょう。