悩み相談サービス・話し相手・傾聴サービスの『話し相手のスマイル』の代表として、「ゴミ屋敷の行政代執行」について思うこと。
こんにちは。
電話愚痴聞き・悩み相談の『話し相手のスマイル』の代表の伊藤順一です。
今回、皆様にご紹介さえていただくのは、「悩み相談サービス・傾聴サービスの『話し相手のスマイル』の代表として、『ゴミ屋敷の行政代執行』について思うこと」です。
悩み相談サービス・電話愚痴聞きの代表として、思うこと。
最近、マスコミ等で、ゴミ屋敷の行政代執行による、ゴミの撤去の様子がよく放送されます。
以前はあくまでも、個人の財産と言うことで、強制執行はできませんでしたが、
悪臭、火災の危険性、ネズミ被害等々、周囲の被害や不安から、多くの市町村で条例が制定され、行政代執行による、ごみの撤去が行われるようになりました。
以前のワイドショーのコメンテーターは、異口同音に「人に迷惑をかけながら、なぜゴミを集めるのか・・・」と責め立てることが多かったですが、最近は、ようやく家主の「心のケア 」を願う意見が出てきました。
「ゴミ屋敷のゴミは、ゴミなのか?」 と言う観点から見てみると興味深いものが見えてきます。
ある家主は、「妻が亡くなって、一人暮らしになってから・・・」
別の家主は、「母一人、子一人だったが、その母親が亡くなってから・・・」
「リストラされ、毎日が情けなくて、投げやりになっていたんだよね・・・」
「ペットの猫が死んで、無力感が続きました」
そこには、必ず、ゴミを集めだすきっかけがあったのです。
寂しさを紛らわすために、
情けない気持ちを晴らすために、
家主は、集めてきたゴミで「心に空いた隙間」を埋めていたのではないか・・・。
だれかがその時、辛い気持ちを聞いてあげていたら、受け止めてくれる人がいたら、そうはなっていなかったのではないか・・・。
テレビ取材のインタビューアーが、ゴミ屋敷の家主から、水をかけられ、罵声を浴びせられられていました。
家主は、インタビュアーの期待通りのリアクションをとり、録画に押さまり、益々心を閉ざしていきます。
そのような場面を見ると、どこか、おもしろおかしく扱う側にも問題はあると思っています。
そのような中、ある番組で、タレントの若者が、水をかけられても、罵声を浴びせられても、毎日通って、道路にはみ出したゴミをかたづけていました。
5日目でしたか、家主がお昼時に、若者にコンビニのおにぎりを差し入れたのです。それ以来、毎日お昼は、2人で並んで指定席で、家主の差し入れのおにぎりをほうばるのでした。それは、いつしか笑顔で、世間話をしながらに変わりました。
家主は、「こいつは、いつもの奴らと違うぞ」と思い始めてきたのが、画面から伝わってきました。
家主との世間話は、自然と家主の生い立ちから、ゴミを集めるきっかけの話に及んでいました。
若者にじっくりと自分の辛かった気持ちを聞いてもらうことで、家主の心の「隙間が埋まった」のか、
大型トラックが登場して、家の中、外、路上にあふれていたゴミが一斉に片付けられて、番組は終了しました。
ゴミ集めの再発を心配されますが、家主の日常に、「手ごたえ」「やりがい」を一緒に見つけてあげると、家主は安心して、気持ちの切り替えができると確信しています。
この度は、悩み相談サービス・傾聴サービス・電話話し相手の『話し相手のスマイル』の代表として、「ゴミ屋敷の行政代執行」に思うことを紹介させていただきました。
あなたはどのように思われますか、
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